二次創作を楽しむために知っておいた方が良いこと

二次創作を見て楽しむ人たちに向けて書いたマナー再確認ブログです

はじめに

 

みなさんこんにちは。鈴木と言います。
突然ですが、みなさんは二次創作(同人)好きですか?
私は無いと生きていけないくらい大好きです。

 

このブログは二次創作や同人(女性向け)を見たり読んだりする人に一度読んでもらいたいことを書いたものです。
そして、【作って楽しむ側】ではなく、【見て楽しむ側】の方々に向けています。

 

なぜ急にこんなブログを書こうと思ったかと言うと、最近立て続けに色々なジャンルで問題が起こっているのを見て、おかしいなと思ったからです。
自分がどうしておかしいと思ったのか、自分で再確認する意味も込めて書いています。
なので、最近二次創作が好きになった方も、前からずっと二次創作が好きな方も、一緒に再確認していただけるととても嬉しいです。
長くはなりますが、できるだけ分かりやすく書いたつもりなので、難しくはないと思います。

 

一気に読むのは大変だと思いますが、項目ごとに分けているので一つ一つはそんなに時間がかからないと思います。
気になるところから読んでいただいてももちろんOKです。
より一層、二次創作を楽しむためにもぜひ、よろしくお願いします。

 

本題に入る前に、私自身のことを少し書いておきます。
私はもう10年近く、動きの少ないマイナーなジャンルで細々と同人活動をしていました。
【作って楽しむ側】であり、【見て楽しむ側】でもあったのです。
ここ最近は比較的大きなジャンルの作品が好きになり、そのジャンルでは毎日二次創作を見て楽しんでいます。

 

このブログを書こうと思ったきっかけは、新しいジャンルにはまって新たな気持ちで【見て楽しむ側】になった時、同じ【見て楽しむ側】である周りの方々の行動や言動に疑問を持ったからでもあります。
なのでこのブログでは【作って楽しむ側】の事情もなんとなく分かるヤツが【見て楽しむ側】のマナーやルールを再確認するために書いたブログと言う事です。

 

もくじはこちら

 

次の記事→そもそも二次創作って何?

 

 

 

最後に

 

 

 

お疲れさまでした!
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
私自身も想像以上にコンテンツが増えてしまって驚いています。

 

でも、特に重要な部分だけをまとめたつもりなので、一度読んで終わりではなく思い出した時に読み返してみたり、気になることがあったら再確認したりして活用していただけるととても嬉しいです

 

何かご意見やご質問がありましたら、TwitterのDMからのみメッセージを受け付けております。こういうことをもっとまとめてほしい等ありましたらぜひご連絡ください。
決してDM画面のスクショやアカウントを公開したりすることはありませんのでご安心ください。
ただ、すぐに調べればわかるような簡単な質問や、誹謗中傷など、こちらが返答する必要性が無いと判断したものに関しては一切返答をいたしません。
また、個人が特定できないよう配慮したうえで、頂いたメッセージをTwitterや当ブログで紹介する場合がございます。そちらもご了承ください。
例:先日〇〇〇という質問がありました。そういう場合は△△△してください。など

 

それから同人作家様。
いつもたくさんの萌えと幸せをありがとうございます。
このブログは作家様への精神的・肉体的負担を少しでも減らせればという思いもあって書いたものです。
作家様の判断で紹介したい内容などがあれば、お気軽にリンクを貼るなりコピペするなり自由に使ってください。リプなどの個別での使用も問題ありません。
作家様からもご意見やご質問がありましたらTwitterのDMよりご連絡ください。

 

このブログを書くにあたり、私自身も色々と調べたりまとめたり、とても勉強になりました。
大変ではありましたが、今後はより一層二次創作を楽しめるような気がします。
二次創作を愛するすべての皆様のお役に少しでも立てば幸いです。

 

最後に、ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。
また私も二次創作することが今後あるかもしれませんが、その際はどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

 

鈴木

 

 

もどる→はじめにもくじ

 

 

 

 

 

 

 

同人誌を処分するとき…

 

 

 

せっかく手に入れた同人誌ですからできればずっと大事に取っておきたいものですが、引っ越しや部屋の整理、好みのジャンルが変わったなどのやむを得ない理由で処分したいと考えるときもあると思います
もちろん、オークションやフリマアプリはNGですが、同人誌ってどうやって処分したらいいのか難しいですよね

 

まず、捨てなければいけなくなった本の奥付か最初のページを見て、諸注意を確認してください【奥付】とは、最後のページに書いてある発行した人や印刷会社、諸注意が書かれている部分の事です。そこに作者からのお願いや諸注意が書かれていると思います。重要な注意は奥付ではなく最初のページに記載してある事もあります。そこにオークションやフリマアプリ(転売行為)は禁止など書かれていませんか?
もし処分の方法の指定(各自治体に従って廃棄してください、シュレッダーにかけて捨ててくださいなど)があれば、出来る限りその方法で行った方が良いです
指定がなければ、いくつかの方法が選択できます。

 

1つ目は資源ごみとして回収してもらう方法
これは、雑誌や古本と同じ捨て方です。ヒモで縛って家の前に出しておくと回収してくれます。
この方法で注意するのは2点。
まず、【奥付】には作者のメールアドレス等の個人情報が載っています。そのページは切り取ってシュレッダーするか目隠しスタンプなどを使用して、必ず他の人から見えないようにしてください
それから年齢制限がある本は避けた方が良いかもしれません。内容に特に問題がない場合でも普通の雑誌と雑誌の間に挟むなど配慮するとより良いと思います。

 

2つ目は全部シュレッダーして可燃ごみに出す方法。
本の冊数が少ない場合で、家にシュレッダーがあれば何も考えずに捨てられるので楽かもしれません。
ただ、ホチキスで止められている際はホチキスは外す必要があります。

 

3つ目は同人誌OKの回収業者に頼む方法。
冊数が多い場合はまとめて廃棄できるので簡単にスッキリします。
送料のみ負担すれば、ホチキスなどもそのままであとは全部やってくれます。
この場合も個人情報の部分はシュレッダーor目隠しスタンプをした方が良いです。
同人誌回収業者をひとつ載せておきます→エコサリオさん


4つ目は中古ショップで買い取りしてもらう方法。
私はこの方法で処分したことがないので何とも言えませんが、利用している人も多いと思います。
ただ、特に旬なジャンルはともかく、物によっては買い取り不可の場合もあるようです
たくさん中古ショップがあるので確認してみるといいかもしれません。
また、【奥付】や最初のページに【中古ショップに売るのはご遠慮ください】等記載がある場合は、出来る限り作者の意向をくみ取るべきじゃないかなと個人的には思います

 

読まなくなった同人誌を売って次の買い物の資金にしようと考える方もいらっしゃると思いますが、なかなか難しいです。
それでも置いておくスペースには限りがあると思いますので、取っておけなくなったものは一番いい方法で処分したいですね。

 


*まとめ*

 

・同人誌を処分するときは、本の奥付や最初のページの諸注意を確認する
・方法は、ごみとして捨てる・回収業者に依頼・中古ショップで買い取りがある
・もちろんネットオークションやフリマアプリは厳禁

 

次の記事→最後に

 

 

 

 

もくじ

 

 

はじめに

二次創作ってそもそも何?

見て楽しむ側が最低限知っておきたい創作の知識【前半】

見て楽しむ側が最低限知っておきたい創作の知識【後半】

 

ジャンル、作品名について

NL・BL・夢など、カップリング(CP)について

BLについてさらに詳しく

 

好き嫌いのこと

作る側、楽しむ側

感想を言いたい!

 

同人誌を買いたい! 本を出すのに必要な費用って?

同人誌を買いたい! 買う方法は?

同人誌を買いたい! イベントで手に入れる【前半】

同人誌を買いたい! イベントで手に入れる【後半】

同人誌を処分するとき…

 

最後に

 

 

 

同人誌を買いたい! イベントで手に入れる【後半】

 

1、2はこちら→はじめに買う方法は?

前半はこちら

 ※9/18 追記したので結構長くなってしまいました


それから、当日までにサークルチェック(欲しいものリスト)をしておく方が良いです
買い忘れがあったら悲しいですし、絶対当日想定外の買い物もします(笑)。
そのため、最低限絶対に回りたいサークルさんと手に入れたい本はリストアップすることをオススメします

 

複数本があるとタイトルや価格を覚えるのも大変ですから、リストを作るときは作家さんが上げてくれる【お品書き】を参考にするといいと思います
私は時間があるときはお品書きを印刷してほしい本に〇をつけて、合計金額を書きます。時間がない時はお品書きをスクショしたりして最低限お品書きは電波がなくても開けるように準備しておきます。(今は電波がつながらなくなることもほとんどないですが念のため……)

 

小銭(500円玉と100円玉)はできるだけたくさん用意して、お会計が可能な限りぴったりになるように配慮しましょう
何度も言ってますが、あなたはお客さんではないです。なるべく作家さんの負担にならないよう、つり銭が必要ないよう気を付けるべきです
もし高額紙幣しかなく、サークル側でお釣りが用意できない場合は、本は買えません。当然です。

 

当日はどうしても欲しい本があるなら、開場時間前の出来るだけ早い時間(イベントごとに並び始めていい時間が決まっているのでそれよりも早くいくのは×)に並ぶことをおすすめします。雰囲気を楽しみたい、もしあったら買いたいくらいなら開場時間後でもいいと思います。並ぶ場所はエリアごとに分かれていることもあるので、どこに並べばいいかよく確認してください

そして地図を確認してどういうルートで回るのか最終確認をしましょう。開場してからは、走ったりせず、落ち着いてお目当てのスペース近くまで行きます。

エスカレーターに乗るときは、右を空けず並んで乗ります。その代わり、必ず前後は1段空けてください。どんなに急いでいても歩くのは厳禁です

良い例  悪い例

〇〇   〇ー

ーー   〇ー

〇〇   -〇

 

まず、お目当てのサークルさんの場所を見つけたら人が並んでるか確認します。

列がある場合は、サークルの目の前の列が最後尾ではないこともあるので、列の最後尾がどこか必ず確認してください列の切れ目が必ずしも最後尾ではないです。割り込みも絶対にダメです

列が伸びているときはできるだけ二列になります並び始めた時一列だったとしても、後ろに人が増えてきたら二列になります。周りにも声掛けしましょう。そして、他のサークルさんの前に列が伸びると邪魔になるので隙間を空けるようにします。島中で列が伸びると、他のサークルさんの目の前に列が来て、そのサークルさんで買い物したい人が買えなくなります人と話したり、立ち止まったりするときも、サークルさんの前はダメです

 

列の一番前まで行ったら、欲しいものを伝えます。1冊と2冊、聞き取りづらい場合もありますので、冊数をはっきり言うか手で数を表したりして間違いがないようにしてください

それから、年齢制限がある本の場合、サークルさんから特に聞かれなくても必ず身分証明書を見せてください。もうしつこいかもしれないですが、サークルはお店でもないですし、一般参加者はお客さんではありません。居酒屋などで年齢確認されない見た目でも、もう子供がいてもおかしくない年齢であっても関係ないです。同人イベントは怪しいと思ったら確認するのではなく、全員が胸を張って頒布したり買い物したりできるよう全員が意識するものだからです。いや、私18歳以下に見えないでしょとかそういう事ではないのです。サークルさんによっては全員に確認していない場合もありますが、聞かれなくても提示したほうが安心です。

 

並ばずに買えた場合は、サークルの目の前でお金を用意しなければいけないこともありますが、少しでも列があって並んでいるならスマホいじる前にお金用意してください。後ろの人が少しでも早く買えるように気遣ってください。

 

お財布とむき出しの免許証を片手で持って、反対の手には戦利品を抱えて……という方をよく見かけます。イベント会場はスリも多いし落としたりしたら大変なので、首からかけるタイプのポーチなどを活用してスムーズに買い物ができるように工夫するといいと思います。ちなみに私はスマホも入れられるポーチ(片面がクリアになっているもの)を使ってクリアの面に免許証、真ん中の部分に千円札と硬貨を入れて首からかけてます。戦利品は大きめのトートバッグにどんどん入れて後で整理するといいと思います。スムーズに買い物ができるように工夫することも、一般参加者である以上必須です

 

また、一つのサークルで複数の本を買う予定だった場合、完売したものがあるとお会計が変わります
もちろん、サークル側も計算を行いますが、すぐ支払いができるよう自分でも計算していおいた方がスムーズです
電卓アプリをホーム画面に入れておくなどしておくと便利だと思います

 

そして、見落としがちですが、サークル参加の方々にだけでなく周りの一般参加者にも配慮してください
例えば、最後尾札を持つとき、お品書きが待機列に回ってきた時など、声を掛け合いましょう
何度も言っていますが(何回目?)あなたはお客さんではありません。

 

それから、人気のサークルさんでは1時間以上並ぶことも普通にあります。配置が壁だろうが島中だろうが関係ないです。並ぶ時間を少しでも短くするには、買い手の配慮が不可欠です。疲れたり買えるか不安になったりすることもあると思いますが、並ぶ時間が長いとか、並んだのに買えなかったとかそういうことをサークルさんに文句を言うのも間違ってます。買えた人もたくさんいるんです。あなたが買えなかったのは作家さんのせいではありません。当日の対応に思うところがあったとしても、サークルさんはプロじゃないので限界があります。売り子って想像以上に大変です。

 

最後にサークルチケットについて
夏の大型イベント直後にTwitterで目を疑うような呟きを見かけました。
【一般じゃ不利だから、次はサークルチケットを手に入れよう、と言っている人を見かけた】という内容です。
その発言をした人は、サークルチケットを【お金を払うと入場時に有利になる】というものと勘違いしていたらしいのですが、そうではありません

 

サークルチケットは、サークル参加する人(同人誌を出す人)が設営のために早く入ることができるチケットです買い物の時に有利になるものではありません
サークルチケットを他人から買ったりもらったり(売り子として手伝う場合を除く)、ましてやチケット欲しさに本を出す予定もない架空のサークルで申し込みすることも許されません

チケットの転売などがあるようですが、そういう事が続くとイベントの規制が過度に厳しくなる原因にもなりますし、ダミーサークルの申し込みは本当に本を出すために参加しているサークルが落選する確率を上げることにもなります。ダミーで申し込んだせいで買いたい本のサークルが落選したら本当に笑えませんよ

 

長々と書いて更にイベント参加のハードルが高くなったように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、イベントは本当に楽しいです。
長時間並んで辛い思いもするけど、それ以上のわくわく感と達成感があります。
全然知らなかった作家さんの作品と巡り合うかもしれません。
ちょっとでも興味があればぜひ参加してみてください。


*まとめ*

 

・イベントに行く場合は事前のチェックや準備が重要
・差入れは作家さんに負担にならない範囲で配慮する
・サークルチケットは本を出す人、手伝う人以外、所持が許されるものではない

 

次の記事→同人誌を処分するとき…

 

 

同人誌を買いたい! イベントで手に入れる【前半】

長くなったので分けました。 

1、2はこちら→はじめに買う方法は?

後半はこちら

 

 

イベント慣れしていない人にはハードルが高いかもしれませんが、イベントは新刊をいち早くに手に入れることができます
それから、作家さんから直接買えるという点も大きいですね

 

まず、作家さんが参加するイベントは、作家さんのTwitterやpixivで確認しましょう。出る予定があるなら必ず告知しているはずです。
参加するイベントが分かったら、今度はそのイベントの公式サイトを調べましょうそこには開催日程や開催場所、諸注意が書かれています

 

同人イベントはお客様は存在しません。何故なら最初に説明した通り、二次創作は利益を得るものではなく、ファンの交流が目的だからです
本を買う人はお客さんではありません。本を出す側を【サークル参加者】、そうではない人を【一般参加者】と言います。
あなたがサークル参加者でないなら、一般参加者です。一般参加するときの注意を特によく読んで理解してください。

 

それから、本を作る人が商売をしているわけでもありません。特に二次創作の場合は、【原作者・出版社】以外の人間が【元の作品】を使って利益を得てはいけないからです。

同人誌が有料なのはあくまでも本の印刷費用や諸経費の回収です。作家さんが儲けているわけではありません

費用と売り上げのバランスをとるためにノベルティを付ける作家さんもいらっしゃいますね。

そもそもノベルティとは費用と売り上げの差額が少量余った時に儲けが出ないように少数作成するおまけという意味合いがあります

 

また、本などを売ることを販売ではなく【頒布】、イベントの事を販売会ではなく【即売会】と言います。頒布価格、頒布物などという言葉も使います。

同人では独特な言い方をすることが多いですが、全て意味があってのことです

分からない言葉は調べてみましょう。

 

ちょっと内容がずれてしまいましたが……

次にイベントが近づいてくると、スペース(アルファベットやひらがな、カタカナ、数字等の組み合わせ。あ05、W56bなど)が告知されます。
分かりやすくTwitterやpixivの名前の後にスペースを書いてくれている作家さんもいますね。
これが当日の住所のようなものです。スペースは大体同じ作品、同じCP傾向で固められています。当日はその【スペース】を頼りにお目当てのスペースまで行きます。
スペースだけ分かっても、それが会場のどこなのかは分からないので、会場の配置図(地図)をあらかじめイベントの公式サイトやカタログで準備しておく必要があります
大きなイベントだと、電波がつながりにくくなってスマホの電池の消耗が通常より早くなったりします。出来れば配置図やサークルリストはスマホだけでなく、紙でも用意した方が安心です


特に超大型イベントは夏の酷暑や冬の極寒などお世辞にも過ごしやすいとは言えない場合が多いです
長時間立ちっぱなしや一日中歩き回るなんてことも当たり前です。
おしゃれもいいですが、大前提として動きやすく過ごしやすい服装で行きましょう
細かいことは割愛しますが、暑さ・寒さ対策グッズ、戦利品を入れる大きめのバッグ、身分証はお財布とスマホの他に必須です。
持ち物や服装については、詳しく説明しているサイトや記事もたくさんあるので、一度調べてみてください。

 

また、持ち物の一つに、【差入れ】があります。作家さんへのお手紙やプレゼントです
わざわざイベントに駆けつけるくらい大好きな作家さんです。差入れしたい気持ちは良く分かります。
ちなみに同人活動をしていた身から言わせていただくと、手ぶらだろうが、通りすがりだろうが、本を手に取ってくれただけで十分嬉しいです。
それでも差し入れをしたいと思ったのなら、一度、作家さんのTwitterやpixivで差し入れを受け付けているかどうか、物の制限はあるか、確認してください
作家さんの中には差し入れやお手紙を受け付けていない方もいらっしゃいます。作家さんにもそれぞれの事情があります
受け付けていない場合は、手ぶらで行ってください。もしご本人がスペースにいらっしゃるようであれば、一言ファンですと直接伝えてください。
差入れを受け付けている場合も食べ物はNGなど個々でお願いをしている場合もありますので、物の制限も必ず確認します

 

特に制限がない場合でも、かさばるものや、高価なもの、日持ちのしない食品、夏場のチョコレートなどは避けた方が良いと思います。
たまに、大入り袋のお菓子を小分けして袋に詰める方がいらっしゃいますが、個別には賞味期限が入っていないものが多いです
賞味期限が記載されていないものは日持ちがするものでも避けましょう
かさばるものも荷物になりますし、高価なものも迷惑になる場合があります

 

気にすることが多すぎてよく分からなくなってきますよね。
もし、普通の手紙だけじゃ物足りないけど何を贈ったらいいのか分からない、ということがあれば、これは本当に個人の考えなんですけど、その作家さんや作品のイメージに合うレターセットを選んでみたらどうでしょうか?
レターセットなら余ってもまた使えますし、ちょっとこだわって高いものを買ったとしても数百円だと思います。作家さんも、自分のために選んでくれたと思ったら嬉しくなるんじゃないかなーと思います。
あとは、私はまだ利用したことがないですが、カフェのドリンクチケットやコンビニで使える引換券などがURLで送れる【giftee】というサービスもあります
公式のTwitter(@_giftee)でlineを知らない相手には、DMやマシュマロを利用するのもアリと書いていたので、そういった利用方法もできるようです。
すごく興味あるので私も使ってみたいです!

 

続きはこちら

 

 

同人誌を買いたい! 買う方法は?

 

1、3はこちら→はじめにイベントで手に入れる

 


では、早速本題の同人誌を買う方法ですが、3つあります
1、イベントで直接買う
2、通販を利用する
3、同人誌を取り扱っている店舗で買う


まず先に、通販の場合を説明します。
通販にも種類があって、同人誌を取り扱っている店舗がやっている【書店委託】の通販と、作家さんが個人でやっている【自家通販】の2つです。
通販の場合も、店舗に行って買う場合も、書店に委託している場合、書店への手数料が発生します
書店はその手数料で品物の管理や陳列、発送、人件費、サイトの運営等をまかない、さらに利益を得ているわけですね。
そのため、イベントでの頒布価格より価格が高いことが多いですが、これは上記の理由から仕方がないことです。手数料も書店によって異なります。

続いて自家通販ですが、自家通販は基本的には作家さんの自宅にある在庫を自分で梱包して発送するものです。
これは手数料などが掛からない分、本の価格+送料で比較的値段は安いことが多いです。
ですが、お分かりの通り作家さんへの負担も大きいですので、やられていない方が多いと思います。

 

また、最近はpixivと連携しているBoothというサイトがあります。
Boothは今では主流な通販手段の一つと言えます
書店委託と違う点は、実店舗がないため通販のみということと、倉庫からの発送(書店委託に近いイメージ)と、自宅から発送(自家通販に近いイメージ)のどちらも出来る事です。
自宅から発送の場合でも、注文者の住所などを知らせずに送れる【匿名配送】というサービスもあり、一言で通販といってもその種類は増えています。

 

書店委託、自家通販、Boothでそれぞれ購入方法が異なるため、詳しい注文方法は割愛しますが、初めて注文する際はよく説明などを読んでちゃんと理解してから購入するようにしてください
店舗で直接買う場合も、説明するまでもないので割愛させていただきますね。

 

それから、前の記事にも書きましたが書店委託以外のオークションやフリマアプリでの購入は絶対にダメです
なぜなら二次創作の大前提である【二次創作が好きな人だけで楽しむ】というところから離れているからです
一般人じゃなくて、ファンが買う分にはいいじゃないかと思うかもしれません。でも、買う人がいるから売るんです。
買う人がいなくならなければ、売られ続けます。買う人がいなくなれば、売られなくなります

 

そういった方法で売られてしまうと、作家さんの目の届かないところに本が渡ってしまいます
作家さんの目の届かないところではどんな人が買うか分かりません。
年齢制限のある本が、その年齢以下の人に渡ってしまうかもしれません。
全年齢の本でも、ファンではなくアンチの人や悪用目的の人に渡ってしまうかもしれません。
何か問題が起こった時は、出品した人でもなく、サイト運営側でもなく、作家さんに責任が問われます
オークションやフリマアプリを使用しての売買はあなたの好きな作家さんにいなくなってもいいと言っているようなものです。
どうか好きな作家さんに悲しい思いをさせないでください。
また、それが引き金となって二次創作自体がこの世からなくなるかもしれません
二次創作とはそのくらいリスクがあるものです。守れないなら、二次創作を楽しむ権利はありません

 


*まとめ*

 

・通販を利用する際は、購入方法の説明をよく読んでから注文する
・オークション、フリマアプリは買うのも売るのも絶対にダメ

 

次の記事→イベントで手に入れる

 

 

同人誌を買いたい! はじめに

 

長くなったので分けました。
2、3はこちら→買う方法は?イベントで手に入れる

 


Twitterやpixivで見つけた神作家さんが同人誌を出す!?
そうなったらあなたはその本が欲しくなるかもしれません。
欲しいなら買いましょう迷っている間に完売してしまうかもしれませんよ!

 

でも、ちょっと待ってください。
同人誌を買う前に、同人誌がどうやって作られるのか少し確認してみましょう。
なぜなら、最近、気軽に再販や通販をお願いするファンの方をよく見かけるからです。

 

まず、本を出すために必要なお金について見てみましょう。

1、原稿を製作するのに必要な環境(デジタルならPCやソフト等、アナログなら用紙やペン等)
2、印刷費用
3、イベント参加にかかる費用(イベント参加費、交通費、遠征費など。売り子さんがいる場合その分も必要なことも)

 

最低限この3つは必要です。
1は本一冊ごとに丸々必要なわけではありませんが、かなり高額です。
2、3に関しては本を出すごとに、イベントに参加するごとに必要になります。

 

本を出すために必要な費用は、ページ数や部数によって変わりますが、数千円~10万円を余裕で超える場合だってあります
そして、後払いなんてできませんから、本を印刷する前に全額支払わなければなりません
イベント参加も一般参加と違って高額な参加費用が掛かります。気になる方は調べてみてください。
その上遠征する必要がある場合は宿泊費なども必要になってきます。

 

通販の際は各書店に在庫を送ったり、手続きしたり……時間と手間がかかります
自家通販の場合は、注文ごとに発送の手間がかかりますね。

 

もちろん、作家さん方は楽しくてやっています。無理のない範囲で出来る限り対応してくれるはずです。
お金がかかるからやらない、手間がかかるからやらない、なんてことはないと思います
でも、本を一冊出すのに(再販も含む)高額な費用と手間、売れ残った時のリスクも背負わなければなりません

 

大げさな話ですが、あなたの買えなかった本が、あなた以外欲しい人全員買ってたら?
あなたが再販してくださいとお願いして、再販された本の在庫が全然捌けなかったら?
高額な印刷費用が無駄になってしまうこともあり得るのです

 

だからこそ、どうせ再販するだろう、通販追納するだろうと甘えずに、欲しい本なら絶対に一回目で手に入れてください
買えなかったら自分の責任です。潔く諦めてください。
間違ってもオークションやフリマアプリなどで買うのは許されません
そうならないためにもどうか欲しい本は必死になって手に入れてください。
過度に闘争心などを煽っているわけではなく、作家さんに甘えずに手に入れる努力を自分でしてくださいと言う事です
もし親しいお友達で通販・再販のお願いをしている人を見かけたら、優しく教えてあげてください。
(通販の予定はありますか?など確認のみの場合は、作家さんが告知されていない場合はOKだと思います)

 

 

*まとめ*

 

・同人誌を作るには原稿を作る膨大な時間だけでなく、お金もかかる
・本の発行(再販含む)にはリスクもある
・絶対に欲しい本は再販を期待せず一度目で手に入れる

 

次の記事→買う方法は?