二次創作を楽しむために知っておいた方が良いこと

二次創作を見て楽しむ人たちに向けて書いたマナー再確認ブログです

見て楽しむ側が最低限知っておきたい創作の知識【前半】

 

※長くなったので分けました

後半はこちら

 


前の記事で、二次創作を楽しむときに気を付けた方が良いことを書きました。
その中で、【あえて公式に似せている二次創作イラストを見るときは注意】と触れましたが、今回は今まで二次創作をしたことがない【見る専】の人も分かっていた方が良い二次創作のルールを少し説明したいと思います。


まず、最初に実際に見かけた話をさせてください。
ある時、公式のイラストにそっくりに描いている人がいらっしゃって、誰かが良くないと言い出しました。良くないと言ったのは前にも説明した通り、二次創作ファンではない一般の原作ファンの人が公式イラストと間違えてしまうかもしれないから
逆に言えば、公式と間違えられないよう大きく作者の名前を書いたり、カップリング要素がなければファンアートとして分類されるかもしれません。
描いた方もそのあたりがよく分かっていなかったのかもしれないし、分かっているのに周りの人が過剰に反応してしまったのかもしれません。

 

問題はそこじゃなくて、その時、その作家さんのファンが作家さんの擁護した際にしたとある発言です。
【他の人は絵を描くのが下手だから似せられなくてひがんでる】。果たしてそうでしょうか? 答えはNOです。
二次創作の作家さんで本当に絵が上手い方がたくさんいらっしゃいます。
下手だから似せられないんじゃなくて、似せて描こうと思えば描けるけどそうしてないんです。なぜか、もう分かりますよね?
公式の絵と似せないことで、ファンアートであり公式のものではないと分かるようにしているんです


例えば公式に似せているイラストの場合は、二次創作だと誰もが分かるように画像自体に工夫をした上であれば、過度なカップリング要素がなければアリかもしれませんが、同人誌など有料で配布することは【公式の利益の損害】【公式のイメージを落とす】どちらの観点から見てもやめておいた方が無難と言えます。


こういう二次創作をしたことがないと分からないかもしれないルールが実は他にもあります。

 

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