二次創作を楽しむために知っておいた方が良いこと

二次創作を見て楽しむ人たちに向けて書いたマナー再確認ブログです

同人誌を買いたい! イベントで手に入れる【前半】

長くなったので分けました。 

1、2はこちら→はじめに買う方法は?

後半はこちら

 

 

イベント慣れしていない人にはハードルが高いかもしれませんが、イベントは新刊をいち早くに手に入れることができます
それから、作家さんから直接買えるという点も大きいですね

 

まず、作家さんが参加するイベントは、作家さんのTwitterやpixivで確認しましょう。出る予定があるなら必ず告知しているはずです。
参加するイベントが分かったら、今度はそのイベントの公式サイトを調べましょうそこには開催日程や開催場所、諸注意が書かれています

 

同人イベントはお客様は存在しません。何故なら最初に説明した通り、二次創作は利益を得るものではなく、ファンの交流が目的だからです
本を買う人はお客さんではありません。本を出す側を【サークル参加者】、そうではない人を【一般参加者】と言います。
あなたがサークル参加者でないなら、一般参加者です。一般参加するときの注意を特によく読んで理解してください。

 

それから、本を作る人が商売をしているわけでもありません。特に二次創作の場合は、【原作者・出版社】以外の人間が【元の作品】を使って利益を得てはいけないからです。

同人誌が有料なのはあくまでも本の印刷費用や諸経費の回収です。作家さんが儲けているわけではありません

費用と売り上げのバランスをとるためにノベルティを付ける作家さんもいらっしゃいますね。

そもそもノベルティとは費用と売り上げの差額が少量余った時に儲けが出ないように少数作成するおまけという意味合いがあります

 

また、本などを売ることを販売ではなく【頒布】、イベントの事を販売会ではなく【即売会】と言います。頒布価格、頒布物などという言葉も使います。

同人では独特な言い方をすることが多いですが、全て意味があってのことです

分からない言葉は調べてみましょう。

 

ちょっと内容がずれてしまいましたが……

次にイベントが近づいてくると、スペース(アルファベットやひらがな、カタカナ、数字等の組み合わせ。あ05、W56bなど)が告知されます。
分かりやすくTwitterやpixivの名前の後にスペースを書いてくれている作家さんもいますね。
これが当日の住所のようなものです。スペースは大体同じ作品、同じCP傾向で固められています。当日はその【スペース】を頼りにお目当てのスペースまで行きます。
スペースだけ分かっても、それが会場のどこなのかは分からないので、会場の配置図(地図)をあらかじめイベントの公式サイトやカタログで準備しておく必要があります
大きなイベントだと、電波がつながりにくくなってスマホの電池の消耗が通常より早くなったりします。出来れば配置図やサークルリストはスマホだけでなく、紙でも用意した方が安心です


特に超大型イベントは夏の酷暑や冬の極寒などお世辞にも過ごしやすいとは言えない場合が多いです
長時間立ちっぱなしや一日中歩き回るなんてことも当たり前です。
おしゃれもいいですが、大前提として動きやすく過ごしやすい服装で行きましょう
細かいことは割愛しますが、暑さ・寒さ対策グッズ、戦利品を入れる大きめのバッグ、身分証はお財布とスマホの他に必須です。
持ち物や服装については、詳しく説明しているサイトや記事もたくさんあるので、一度調べてみてください。

 

また、持ち物の一つに、【差入れ】があります。作家さんへのお手紙やプレゼントです
わざわざイベントに駆けつけるくらい大好きな作家さんです。差入れしたい気持ちは良く分かります。
ちなみに同人活動をしていた身から言わせていただくと、手ぶらだろうが、通りすがりだろうが、本を手に取ってくれただけで十分嬉しいです。
それでも差し入れをしたいと思ったのなら、一度、作家さんのTwitterやpixivで差し入れを受け付けているかどうか、物の制限はあるか、確認してください
作家さんの中には差し入れやお手紙を受け付けていない方もいらっしゃいます。作家さんにもそれぞれの事情があります
受け付けていない場合は、手ぶらで行ってください。もしご本人がスペースにいらっしゃるようであれば、一言ファンですと直接伝えてください。
差入れを受け付けている場合も食べ物はNGなど個々でお願いをしている場合もありますので、物の制限も必ず確認します

 

特に制限がない場合でも、かさばるものや、高価なもの、日持ちのしない食品、夏場のチョコレートなどは避けた方が良いと思います。
たまに、大入り袋のお菓子を小分けして袋に詰める方がいらっしゃいますが、個別には賞味期限が入っていないものが多いです
賞味期限が記載されていないものは日持ちがするものでも避けましょう
かさばるものも荷物になりますし、高価なものも迷惑になる場合があります

 

気にすることが多すぎてよく分からなくなってきますよね。
もし、普通の手紙だけじゃ物足りないけど何を贈ったらいいのか分からない、ということがあれば、これは本当に個人の考えなんですけど、その作家さんや作品のイメージに合うレターセットを選んでみたらどうでしょうか?
レターセットなら余ってもまた使えますし、ちょっとこだわって高いものを買ったとしても数百円だと思います。作家さんも、自分のために選んでくれたと思ったら嬉しくなるんじゃないかなーと思います。
あとは、私はまだ利用したことがないですが、カフェのドリンクチケットやコンビニで使える引換券などがURLで送れる【giftee】というサービスもあります
公式のTwitter(@_giftee)でlineを知らない相手には、DMやマシュマロを利用するのもアリと書いていたので、そういった利用方法もできるようです。
すごく興味あるので私も使ってみたいです!

 

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